京都府宮津市
『日本の滝百選』 2の滝、3の滝を合わせた落差39mの迫力は日本の滝百選の ”金引の滝”以上であった。
今福地区 村づくり委員会から
今福の滝は、蛇綱の里として知られる宮津市今福集落の後背の山腹に位置しており、江戸時代の地誌にも記載されていた古くから知られる名瀑です。滝は1の滝から7の滝の7段からなり、総落差は78.2mで、京都府下最大の落差を持つと言われます。
今福の滝
2の滝と3の滝を一つの連続した滝として扱うと向う所敵無しの感じなる程、雄大で迫力のある滝だった。神戸の布引の滝を押し退けて今福の滝を日本の滝百選に入れるべきと思う。
シームレスに赤岩山へ向かう
赤岩山へは南側の西方寺平集落から登るのが一般的であるが、こちらかも登れるらしいので行ってみる。結果は続きで。
今福の滝 (総落差78m)
偶然見付けた道標により ”今福の滝”を見物することになる。うろ覚えであるが、
滝から更に進むと ”赤岩山”に登れるとの記憶があり、赤岩山に向かってみるが・・・
いまふくのたき
駐車場の直ぐ横に遊歩道入口があり、登山届けポストの中には
散策マップが入っていたので1枚頂く。
林道入口の鹿避けネットのゲートを開けて進んでいくと滝見見物者用の駐車場がある。 駐車場は狭く車は3台程しか停めれない。 沢歩きがあるかも知れないので登山靴に履き替えて9時04分に歩き始める。
分岐となり簡易地図で確認すると ”滝神社”経由でないと
5〜7の滝に行けない様なので右へ曲がる。
簡易舗装された遊歩道を緩やかに登って行く。
5〜7の滝を見るには ”滝神社”の右側から沢に下って行く。
簡易トイレのある滝神社に着く。 因みに駐車場にはトイレは無かった。
少し大きな滝が出て来て、これは ”4の滝”だと判る。
沢に下りて見ると小さな滝群が出て来るが、表示が無くどれが”5の滝”なのか”6の滝”なのか判らない。 この区域に”7の滝”まである様だが全て小さい滝だ。 すべり易い沢を更に上っていく。
上記道標のある分岐に着き、まずは ”滝壺”に向う。
滝神社裏に戻り、更に上流側に進んで行く。
先ほど、沢を登って見た ”4の滝”を上から見ることが出来た。 上から見るとイメージがまったく違う。
途中に ”4の滝”の表示があったので覗いてみる。
滝壺へ下って行き、”今福の滝”を見る。 この時点では ”今福の滝”全体がこれかと思っていたが、
これは ”3の滝”だけが見えているだけだった。 滝眺望台に行ってからそれに気付く。
”3の滝”としては ”金引の滝”に雰囲気が似ているが、滝眺望所からは見た滝姿でそれは払拭される。
分岐に戻り滝眺望所へ上って行く。 今、滝壺から見た滝姿とまったく違う大きな滝が見えてびっくり、ここからは ”2の滝”と”3の滝”が繋がった状態で見ることが出来た。
滝壺にある休憩用ログハウス。
眺望所から見た ”2の滝〜3の滝”が繋がった状態。 この滝は途中で区切らずに一つの
滝として扱った方が良いと思う。 雄大な滝だが、下部が樹木に隠れているのが惜しい。
滝眺望所から滝口に上って行く。
”1の滝”が”2の滝”滝口となる。
”2の滝”の滝口へ下って行く。 下に雄大な ”2の滝”が見えている
が樹木で寸断されてしまっている。 ここから全体を見ることが出来れば
最高なんだかで・・・
”2の滝”の滝口から ”3の滝”の滝壺までを見る。 岩がコケ生しているので、これ以上前に行くのは恐い!
”2の滝”滝口の少し上流にある ”1の滝”(落差6m)。
滝口の向こうには滝山林道の橋が見えている。
これで ”今福の滝”の滝見物を終える。
滝見見物を1時間程で終えて、林道を ”赤石山”に向けて歩き出すが、赤石山への道標がまったく出て来ない。 果たして行けるのか?
06/02 |
|
06/02 |
|
06/02 |
金引の滝 |
⇒ |
今福の滝 |
⇒ |
赤岩山 |
今日の滝巡りと山歩き